頭の描き方2~アタリの描き方を覚えよう~
カテゴリー: イラスト
みなさん、こんにちは。みなもです。 今回のテーマはアタリの描き方です。
角度のついた顔が上手く描けないときは
いろいろな角度でキャラを描きたいたいけどなかなかうまく描けないなあ…という方はアタリの描き方を見直してみると良いかもしれません。
アタリの描き方と言っても人それぞれだと思いますので、一例として私が使っている描き方を紹介します。
※この講座は前回の講座【頭の描き方1 ~顔の比率を覚えよう~】の続きです。
こちらも目を通していただけると嬉しいです。
それでは、前回の頭の比率もとい、アタリの描き方を応用して、角度のついた頭のアタリを描いてみましょう。
普通の斜め顔を描いてみる
まずは普通の斜め顔を描いてみます。
基本の丸を描き、眉線と極線を引きます。
ここまでは前回と同じです。
次に描きたい顔の向きを想像して、こめかみの位置を決めます。
赤い点がこめかみの位置です。
今回は真ん中に描いてみます。
端からこめかみまで、それぞれ2分割します。
あとは前回と同じように、顔の長さを決めて、鼻・口・目の位置の補助線を引いていきます。
顎の部分のみ、前回と少し違います。
前回は5分割しましたが、今回は斜めを向いているため、奥の側面部分の1つは隠れて見えていません。
顔の前面側を3分割しましょう・・
最後に輪郭と、それぞれの顔パーツを描き込めば、アタリの出来上がりです。
俯瞰で描いてみる
俯瞰の場合は、基本の丸と眉線、極線を描いたあと、眉線より下にこめかみの位置を決めます。
そしてこめかみと眉線の端を繋げて、これまでと同様に補助線を引いていくとアタリが描けます。
アオリも同じように描ける
アオリの場合は眉線より上にこめかみの位置を決め、同様の手順で描いていきましょう。
アタリがあれば描ける幅が広がる!
アタリの描き方、いかがだったでしょうか。
覚えてしまえば、今まで難しくて描けなかった様々な角度の頭が描けるようになると思います!
何回か練習して、覚えてみてくださいね。
こなれてきたら、補助線をかっちり描かなくても大丈夫です。。
あくまでアタリの描き方ですので、アタリを描いたあと、自分の絵柄に合わせて輪郭線や顔パーツを描いてくださいね。